繰り返す女性の顔のかゆみに悩んでいませんか？
ステロイドの塗り薬（一部タクロリムス軟膏でも報告あり）を長期に顔面に使用し、酒さのような赤ら顔になる疾患です。
顔にステロイドの塗り薬をぬるとキレイになり、やめると数日でかゆくなりブツブツがでて、また外用剤をぬる…の繰り返しで塗り薬をやめられなくなりいつの間にか発症するケースが多いです。
ステロイドを塗っていたところにのみ症状を繰り返すのが特徴です。
その後も塗り薬を不定期につづけることで、そのうち塗り薬が効かなくなって、ほてり、赤み、血管拡張、ニキビのようなブツブツが消えなくなる疾患です。
治療
まず原因となったステロイド外用剤を中止します。
塗っていた部位に一致して、一時的に赤みが悪化（リバウンド）します。
炎症を抑える内服、漢方薬、正しいスキンケア、を行い治療を行います。
もともと化粧品や毛染め（ジアミン製剤）でかぶれを起こしている方が多く、日用品のかぶれについても併発していないか同時に考えていきます。塗り薬を使用していた期間に一致して、治療完了まで時間がかかることが多い疾患です。
- 当院は酒さ様皮膚炎の治療に力をいれています。
- 顔の湿疹がずっと治らない女性の方
詳しくは診察でご相談ください